PG配合で健康増進 函館酪農公社ヨーグルト発売
update 2014/6/30 10:05
函館酪農公社(函館市中野町、柴田満雄社長)は7月1日から、糖タンパク質成分「プロテオグリカン」(PG)を配合した機能性ヨーグルト「函館PGヨーグルト」を発売する。サケの鼻軟骨などから抽出される成分で、同社の独自技術で配合。同社は「子どもから高齢者まで、毎日食べてもらえる商品にしていきたい」としている。
PGはカルシウムの吸着力を高める効果や保湿力が高い特徴を持ち、医療、美容分野での活用が進んでいる注目成分。同社ではこれまでにもPGを配合したヨーグルト飲料を販売し、新商品は4月から市教委が学校給食に導入した。市販化されることで、子どもたちからの口コミ′果も期待される。
製品は75c入りで、販売価格は88円(税抜き)に設定した。同社は「購入しやすい価格に設定した。スーパー店内では試食コーナーを設けて、商品の良さをアピールしていきたい」としている。
また、同社は昨年、企業活動にデザイナーの視点を取り入れる市の「ビジュアルコミュニケーション導入支援事業」の対象企業となり、パッケージは函館デザイン協議会会員の佐賀吉憲さんが担当した。
角張った「PG」の書体デザインは分子構造をイメージしたもので、佐賀さんは「いろいろな候補をつくった中で選んでもらったが、既存の書体よりもオリジナルの存在感が支持された」と話す。背景の湯川方面から眺める函館山と大森浜側のシルエットは今後、既存製品の統一デザインとなる予定。
1日以降、市内近郊の主要スーパー、コンビニエンスストア、移動販売車で取り扱い、順次、東北にも販路を拡大していく方針。
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