支持呼び掛け4氏奔走 江差町長選 告示まで2週間
update 2014/6/25 10:21
【江差】任期満了に伴う町長選は7月8日の告示まで2週間を切った。立候補を表明しているのは、元町議の田畑豊利氏(58)、元北海道新聞記者の照井誉之介氏(29)、現職で4選を目指す浜谷一治氏(69)、町議の横山敬三氏(70)=五十音順、いずれも無所属=。4氏とも後援会事務所開きを終え、支持拡大に向けて奔走し、懇談会などで政策を語っている。
田畑氏は▽環境産業の創造▽新地町の旧江光デパート跡に役場庁舎移転▽走る開陽丸の造船とかもめ島周辺への海底水族館建設―などを主要政策に街頭演説で支持を訴える。「夢物語ではなく、このまちのために実現しなければならないこと。もっと具体的に説明してほしいという声が多くなってきた」と語る。今後は地区懇談会も重点的にこなし、住民と意見を交わしていく。
照井氏は▽若い人が安心して暮らせるまちづくり▽農業や漁業、商工業者らへの振興策強化▽若者の雇用促進や高齢者への生活支援―などを主張し、「まちづくりへの思いが徐々に伝わり、共感してくれる人が増えてきたと実感している」とする。5月から懇談会を重ねており、後援会幹部は「政策とともにまずは知名度を高めることが重要。多くの人に会って本人を知ってもらいたい」とする。
浜谷氏は▽町養護老人ホーム「ひのき荘」の民設民営化による新築▽旧南高校体育館とグラウンドの活用▽上町、本町地区商店街の改造、旧生協ビル解体と跡地活用―を政策の3大プロジェクトに「一生懸命頑張るだけ」と浸透を図る。財政再建に力を注いだ3期12年間の実績を強調し、後援会幹部は「実績を踏まえてこれまでできなかったことを実現できるよう支持を訴える」とする。
横山氏は▽江差の歴史や伝統文化を生かしたまちづくりの推進▽人口減予測への対応▽学校給食問題など一連の不祥事への徹底した防止策と適切な対応―などを取り上げ「2期7年間、議員として行政に直接携わった経験を生かして、江差の未来につながる責任ある政策を実行したい」とする。後援会は「大きな組織ではないが、個別に話す中では着実に政策への理解を得られている」とする。
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