気分は土方歳三――。児童ら殺陣学ぶ
update 2014/6/24 10:27
NPO法人市民創作「函館野外劇」の会(中村由紀夫理事長)は22日、五稜郭公園内の野外劇特設会場で「楽しく殺陣(たて)を」を初めて開いた。小・中学生の部に約20人、一般の部に高校生や大学生など約10人が参加し、専門家から“正しいチャンバラ”を教わった。
野外劇では箱館戦争の場面で、土方歳三らが戦う殺陣のシーンがあり、体験してもらうことで観劇に興味を持ってもらおうと企画。講師は全国で活躍し、野外劇でも振り付けをする殺陣師の河口博昭さん(47)。最近は人気漫画にもチャンバラシーンがあり、子供は新聞紙を丸めて刀を作り、興味津々で取り組んだ。切る役では刀の構え方や振り方、足の動かし方などを、切られる役ではアクションを大きくし、早く、上手に倒れることなど、お互いのルールを学んだ。
参加した函館千代田小6年の青田懸(かける)君は「指導が分かりやすく、楽しかった。野外劇はダンスで参加したことがあり、将来は殺陣も挑戦したい」。河口さんは「子どもたちの元気の良さに驚いた。ぜひ野外劇を見に来てほしい」と話していた。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。