立派なリンゴになって 大妻高2年生が実すぐり体験

update 2014/6/24 10:26


 大妻高校食物健康科2年の生徒37人は23日、トトロの里冨原観光果樹園(冨原孝一代表)でリンゴの実すぐり(摘果)を体験した。

 授業の一環で、農作業を通じて生産者の苦労や努力を学び、食材を大切に扱う心を養う。冨原さん(80)はおいしいリンゴを育てるための工夫や味などを生徒たちに説明。「体験を通じて多くのことを知り、料理作りに生かしてほしい」と話した。

 同校がオーナーを務める「津軽リンゴ」2本と、同園の持つ「アルプス乙女」2本で実すぐりを体験。生徒たちは、おいしく立派なリンゴが育つよう、不要な果実をもぎ取った。成長したリンゴは秋ごろに収穫し、創作料理発表会で調理する予定。

 前小屋華月さん(17)は「もったいない気持ちもあったが、必要なことだから、体験できて良かった」、小路由希子さん(16)も「小さいリンゴをとるのが悲しかったが、その分、おいしいお菓子を作りたい」と意欲を見せた。

提供 - 函館新聞社

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