舞台づくり着々 函館野外劇
update 2014/6/19 10:02
7月11日に開幕する第27回市民創作「函館野外劇」(NPO法人市民創作「函館野外劇」の会主催)に向け、五稜郭公園内で舞台づくりが始まっている。今回から採用する椅子席から見やすいように工夫を凝らしており、メーンステージは今月下旬に完成予定。
昨年まで舞台を設置していた国の特別史跡・五稜郭跡の内堀の石垣が一部崩落。このため開催が危ぶまれていたが、文化庁から郭内での上演が認められ、箱館奉行所付近で開催することになった。
新しい舞台は郭内の景観を意識しながらも、高さ約1・8メートルあり、観客席の前方だけでなく、後方からも見やすいように配慮。地面に設置する椅子席からの観覧を考慮し、劇の演出も一部変更する。
18日はメーンステージの骨組みや板張り、照明を置くやぐら設営などの作業が進められた。
同NPOの里見康彦事務局長は「堀がなく、水上舞台ならではの演出はできないが、その分、観客が一体感を味わえるような演出を考えている。今まで見た人にも、初めて見る人にも楽しんでもらえる野外劇にしたい」と意欲を見せる。メーンステージが出来上がり次第、練習に移る。
同NPOでは、出演者やスタッフを引き続き募集している。対象は7月下旬から8月上旬にかけてのフラッグダンスの出演者や、野外劇当日の裏方スタッフら。問い合わせは同NPO事務局(TEL0138・56・8601)へ。
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