中元商戦スタート、増税後初

update 2014/6/14 10:32


 函館市内、近郊の百貨店や大型スーパーは続々と中元のギフトセンターを開設し、商戦をスタートさせた。消費税増税後初の商戦で、ビールや菓子などの定番商品はもちろん、地元産品を充実させ、消費喚起に力を入れる。各店とも今月下旬から来月上旬にピークを迎えると予想している。

 棒二森屋(若松町)は13日、本館7階にギフトセンターを開設。午前10時の開店前に出陣式を開き、従業員約60人が売り上げ目標達成を誓った。岩岡正剛店長が「道内のおいしいものを集めた産直ギフトなど一丸となって売り込んでいこう」とあいさつ。そろいの法被を着た従業員は「ガンバロー」を三唱し、気勢を上げた。

 同店は約680点の商品を用意。道南をはじめ、道産品の品ぞろえを強化した。目玉は奥尻のワインやウニとアワビのセット。北海道南西沖地震の復興支援継続の意味を込めた。ほかにも道南のイカのセットなどがお薦め商品という。

 テーオーデパート(梁川町)は9日にギフトセンターを設置し、約600点を紹介。1990円、2990円の低価格で販売するそうめんや菓子、洗剤、調味料などが人気という。

 丸井今井函館店(本町)は25日に開設予定。担当者は「増税後、普段の買い物を我慢しているだけに、贈り物は上質で少しぜいたくなものを、という考えが高まっている」とみる。客の要望に応え、道南、函館の産品に力を入れる。平均は4000円前後を想定するが、5500円の森町の海産物と農産品の詰め合わせなども用意する。

 ダイエー上磯店(北斗市七重浜)は、ひと足早く5月29日から売り場展開を始めた。全国共通ギフト、道内限定商品合わせて約1500品目を取り扱う。「売れ筋はビールやゼリー。夕張メロンなどをお薦め品として売り込んでいく」としている。

提供 - 函館新聞社

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