新島襄 脱国から150年…14日に碑前祭
update 2014/6/11 10:15
新島襄(1843〜1890年)が、1864(元治元)年に函館から国禁をやぶり米国に向けて渡航してから今年で150年。今年も14日に、海外渡航の地碑(大町11)で碑前祭(学校法人同志社主催)が開かれる。記念事業として全国からツアーを組んで来函するため、参加者は過去最大の100人超となる見込みだ。
「新島の足跡をたどる」碑前祭ツアーと銘打ち、九州や関西、関東など全国から卒業生が集まる。同志社から大谷實総長、水谷誠理事長、村田晃嗣大学長ら過去に例を見ないような多くの幹部が来函。市からは片岡格副市長が参加予定。
式典後、カフェペルラ(元町18)に移動し、村田学長と同志社社史資料センターの小枝弘和調査員が記念講演する。一般の人も参加でき、希望者は直接会場へ。夜には函館山山頂で交流レセプションも。
一行は15日、寄港の地の青森県風間浦村を訪れる。 碑前祭は、原点の地函館で新島の志をあらためて心に刻むイベント。新島は同年6月14日(新暦7月17日)深夜、福士卯之吉の助力で記念碑のある地から小舟で沖に出て、米国商船ベルリン号へ乗り込んだとされる。
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