過去最大客船が初寄港 11万6000トン「ダイヤモンド・プリンセンス」

update 2014/6/10 10:07


 函館港入港客船で過去最大となる「ダイヤモンド・プリンセス」(バミューダ、11万6000d)が8日、初寄港した。約2200人の乗客を乗せ、午前7時40分ごろに接岸。あいにくの雨となったが同日深夜の出港まで、函館観光を楽しんだ。

 函館港入港客船で過去最大となる「ダイヤモンド・プリンセス」(バミュ同船はプリンセス・クルーズ社(米国)の豪華客船。船体は全長290b、全幅37・5b、全高62・5b、水面からの高さも54bで、高層ビルに匹敵する。横浜を2日に出港し、釧路、ロシア・コルサコフ、小樽経由で来函し、9日は青森、11日に横浜に戻る日程で、多くの外国人客も乗船している。港町埠頭にはオプショナルツアー用の観光バスがずらりと並び、横断幕を持った市民団体「カムカムの会」のメンバーが乗客を笑顔で出迎えた。

 函館港入港客船で過去最大となる「ダイヤモンド・プリンセス」(バミュ船内のバーでのセレモニーで工藤寿樹市長は「ようこそ函館へ。来航160年となったペリー提督の黒船と比べものにならないくらい大きく、感激しました」と歓迎。ミスはこだての八戸芹香さん、函館港湾振興会の兵頭法史会長らから花束や記念品が贈られた。グラハム・グッドウェイ船長は「雨でも街の魅力に変わりはなく、乗客、乗組員はこの美しい街を楽しむだろう」と話した。

 函館港入港客船で過去最大となる「ダイヤモンド・プリンセス」(バミュ姉妹で乗船している榎並志子さん(77)=愛知県=と林美子さん(67)=岐阜県=は「国内発着のクルーズは今回が初めて。荷物を持ち歩くことなくゆっくり過ごせ、船内はごちそうばかりで快適」と話し、バスで市内観光に向かった。

 函館港入港客船で過去最大となる「ダイヤモンド・プリンセス」(バミュ船内では市民向け見学会も行われたほか、終日、岸壁では多くの市民が足を運び、巨大な船体を眺めていた。同船は年内に計8回の寄港を予定し、次回は26日に入港する。

提供 - 函館新聞社

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