道教育大函館 創立100周年 式典で節目祝う
update 2014/6/6 10:11
道教育大函館校は、今年で創立100周年の節目を迎える。今春の学科再編で国際地域学科を開設し、新たなスタートを切った。函館・道南の教育を支える教員はもちろん、国際的な視野を持ち、地域に貢献する人材の育成に引き続き力を注ぐ。7日午後4時半から、函館国際ホテルで記念式典を開き、約200人が節目を祝う。
1875(明治8)年に開校した函館小学教科伝習所が前身。名称の変遷や廃校を経て、1914(大正3)年に北海道函館師範学校として正式に幕を開けた。66年に道教育大函館分校、93年に道教育大函館校となり、2004年に国立大学法人化された。道南を中心に、数多くの教員を輩出してきた。
学科再編に伴い、本年度から国際地域学科を設け、地域協働専攻、地域教育専攻の新たな2専攻に道内外から293人の新入生が入学。一時廃止が浮上した教員養成課程は、地元からの強い要望を受け存続した。
100周年にあたり、函館校を担当する星野立子副学長は「この日まで続いてきたのは、地域の皆さんの支援があったからこそ」と感謝し、「今年から新たな学科も始まり、地域との交流の中で、さまざまな分野で活躍する学生を育てたい」と伝統校としての決意を新たにする。
また、同窓会「夕陽会」の橋田恭一会長(72)は「新学科がスタートした年に100周年を迎えられて、非常にうれしく思う。グローバル社会で活躍する人材が育ち、羽ばたいていけるよう、同窓会としても支援していきたい」と話す。
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