田植えは大変 大妻高生挑戦

update 2014/6/4 10:23


 【北斗】函館大妻高校(池田延己校長、生徒432人)食物健康科1年の35人が3日、北斗市東前の稲作農家、山本隆治さん(61)方の水田で田植えに挑戦した。好天の下、生徒たちはぬかるんだ田んぼにはだしで入り、道南ブランド米「ふっくりんこ」の苗を1つ1つ丁寧に移植した。

 山本さんは、函館育ち南部米品質向上委員会の副委員長を務めるコメ作りのベテラン。今年は10eの田んぼを、きれいに代かきして生徒たちを迎えた。

 総合学習の一環で、JA新はこだてが協力。生徒は植え方の説明を受けた後、田んぼに入り、田植えを開始。1時間ほどで終え、食の大切さを学んだ。関口愛理さん(16)は「田植えは初めて。1つ1つ苗を植え、農家の大変さを感じた。将来は、若い人からお年寄りまで食べられる体に良い料理を作りたい」と話した。

 収穫までは山本さんが管理する。同科では10月に稲刈り、脱穀、精米、12月に創作料理を振る舞う。

提供 - 函館新聞社

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