ツチクジラ初水揚げ
update 2014/5/31 10:38
道南日本海でのツチクジラの捕獲が解禁となり、函館港豊川埠頭(ふとう)に30日未明、今年初の水揚げがあった。6月30日までに10頭を捕獲する。
操業するのは下道水産(網走市、下道吉一社長)の小型捕鯨船「正和丸」(15・2d)。29日午前4時20分に乙部港を出港。1つの群れ15〜20頭を見つけ、午後2時45分に乙部沖北西18`で1頭を捕獲。鮮度を保つため腹を割いて海水で冷やしながら曳航、26日午前0時10分に入港した。
同社によると、雌で体長9・5b、体重10・8d。中よりもやや大きめのサイズという。接岸後、待ち構えた陸上作業員の誘導でクレーンでつり上げ、トレーラーに載せて市内の処理場へ運んで解体。肉は食用のほか、缶詰やつくだ煮など加工用途もある。改行 同社の小坂政明工場長は「群れが見えていたので、2頭目以降も順調に捕獲できそうだ」と話した。
農水大臣許可による商業捕鯨で、国際捕鯨委員会(IWC)の規制対象から外れている。
提供 - 函館新聞社
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