大間訴訟 市への寄付2000万円突破
update 2014/5/20 09:59
函館市が4月に東京地裁に提訴した大間原発(青森県大間町)差し止め訴訟に対する市への寄付金が、19日で2000万円を突破した。同日午前には、保守系政治家を支援している任意団体「政経懇話・谷地頭の会」の村上幸輝代表(73)が300万円を寄付し、工藤寿樹市長に目録を手渡した。
市総務部によると、19日午後5時現在で560件、2193万2073円。内訳は口座振り込みが346件、1265万6893円、市への持参が125件、835万円、郵便書留が89件、92万5180円となっている。
谷地頭の会は市内企業約100社が参加しているといい、今回は約35社から寄付金を集めた。村上代表は工藤市長との懇談で「市が立ち上がったので応援したい。子や孫に住みよい函館をバトンタッチしたい」と話した。工藤市長は18日に自民党の石破茂幹事長に大間提訴を説明したことに触れるとともに「ちょっとしたトラブルでも魚が売れなくなり、観光客が来なくなる」などと述べた。
市は訴訟費用として本年度予算で391万円を計上したが、寄付金を訴訟費用に充てることで税金を使わない方針。寄付金の振込先は北洋銀行函館中央支店の「函館市大間原発訴訟寄付金」名義の普通口座(口座番号4187083)。現金書留の場合は〒040・8666、函館市東雲町4の13、函館市総務部総務課大間原発訴訟寄付担当宛て。同課への持参も受け付けている。
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