福祉ハイヤー普及啓発を…「南北海道協会」設立
update 2014/5/11 10:37
介護タクシーや福祉ハイヤーなど、福祉車両を使い要介護者や障害者らの移送サービスをする函館や近隣の事業者がこのほど、新団体「南北海道福祉ハイヤー協会」を立ち上げた。今後、福祉車両の普及、啓発をはじめ、協会事業者の配車業務などの事業を展開していく。
渡島福祉介護ハイヤー(北斗市)とらくらく北豊介護タクシー(森町)、福祉ハイヤートライ(函館市)の3事業者が4月30日、設立した。渡島福祉介護ハイヤー代表の北林亨さんが協会の代表を務め、事務局も同ハイヤーに置く。 このほか、5事業者が協会に加入する意向を示しているという。今後他の事業者にも参入を呼び掛けていく。
同協会によると、道南では36事業者が福祉ハイヤー業務などを行っている。事業者によって、ストレッチャーを積み込めたり、医療用酸素を装備した車両を導入したりと、受け入れ態勢が異なる。また、送迎料金のほかに介助料の負担があるなど料金設定にも違いがあり、協会として利用者の問い合わせや疑問にも対応していく考え。事業者向けの研修や利用者への広報活動も進めていく。
北林さんは「誰もが福祉ハイヤーを安心して利用できるような業界を目指して、協会運営していきたい」と話している。 問い合わせは同協会(TEL0138・49・0410)へ。
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