朝市〜ベイエリア愛称…「開港通り」に決定
update 2014/5/8 10:00
函館国際観光コンベンション協会は7日、函館市西部地域振興協議会と募集した朝市からベイエリアへ続く市道の愛称を「開港通り」に決定したと発表した。新幹線開業後には現在よりも多くの観光客が通りを歩くことから、愛称決定を手始めとして魅力アップ、歓迎ムードを高めるための事業を展開していく。
愛称を募集したのは函館朝市から国際ホテル、ベイエリアへと続く市道約1・5キロ。正式名称は「中臨港線」「二十間坂通り」だが、新幹線開業の機運を盛り上げようと企画した。市民から511点の応募があり、大学教授や近隣町会の会長、函館市、函館商工会議所などでつくる選考委員会が候補を絞り込んだ。
「開港通り」には複数の応募があったため、抽選で市内の団体職員、吉田史彰さん(45)を命名者に選んだ。選考委員会は「聞き取りやすさと分かりやすさ。函館のイメージをとらえており、歴史も感じさせる」と決定理由を挙げた。吉田さんは「通りには高田屋嘉兵衛、北洋漁業など開港に関連した歴史がある。観光客や市民に親しまれる通りとなることを期待している」と喜びのコメントを寄せた。
6月までに命名式を行う予定という。
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