函大生が無料観光案内所、実証実験始まる

update 2014/5/4 10:21


 函館大学の学生による中古コンテナを活用したビジネスモデル構築の実証実験が3日、函館市大手町のはこだてビール中庭で始まった。6日までコンテナを設置し、無料の観光案内所と休憩所を開設。初日は人通りはあるものの、案内所の利用者は少なく、学生らは「集客方法を改善したい」としている。

 初期投資を抑えた小規模店舗を営業するビジネスモデル構築の実験。コンテナ内で無料Wi−Fiの利用や観光パンフレット配布など、観光客が休憩場所として利用できるようにした。

 午前11時〜午後2時に案内所前の歩行者数を計測したところ、1時間当たり400人弱程度。午前は函館駅からベイエリア方向に向かう人が多く、午後には流れが逆転した。開設した約4時間の利用者は十数人にとどまったが、携帯電話の充電のために利用する観光客がいるなど、潜在的な需要はうかがえた。

 はこだてビールの遠藤光広店長(47)は「毎年、連休2日目以降の方が人が増える。学生が主役になるプロジェクトが函館全体で盛んになってほしい」とエールを送る。4年生の山田潤さん(21)は「人を呼び込む工夫が足りなかったことが反省点。4日以降は人通りがさらに増えると聞いているので集客方法を改善して取り組みたい」と話していた。4日以降も雨天時を除き午前11時〜午後4時に開設する。

提供 - 函館新聞社

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