求人増の傾向続く 雇用失業情勢3月も改善0.81倍
update 2014/5/3 10:09
函館公共職業安定所がまとめた渡島、桧山管内の3月の雇用失業情勢によると、有効求人倍率は、前年同月を0・14ポイント上回る0・81倍となった。3カ月ぶりの0・8倍台で、46カ月連続前年を上回るなど求人の増加傾向が続いている。
基調判断は6カ月連続で「一部厳しさがみられるものの、改善傾向にある」とした。有効求人倍率は上昇を続け、昨年10月から12月までは0・8倍台とバブル期以来の高い水準で推移。その後は伸びが鈍化し、1月は0・77倍、2月は0・79倍に。3月は0・81倍に戻した。
新規求人数は前年同月比13・6%増の2738人で15カ月連続で前年同月を上回った。産業別では製造業や医療・福祉が増加。製造業のうち、水産加工を含む食品は同48・2%増の169人となった。卸売業・小売業は同13・8%増の429人。同職安によると、増税に伴う駆け込みの反動が懸念されたが4月入った後も落ち込んでいないという。
新規求職者数は同8・3%減の2181人で2カ月ぶりに前年同月を下回った。先行きについて同職安は「消費税増税の影響を注視していく」としている。
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