児童、はっけよい!福島の小学校で相撲授業
update 2014/5/2 10:06
【福島】千代の山、千代の富士から2人の横綱を輩出した福島町は今春から、福島小(高橋伸夫校長、児童119人)と吉岡小(鷲田里方子校長、児童32人)の全児童を対象に相撲の授業を始めた。町教委の盛川哲教育長は「予想以上に子どもたちに楽しんでもらえた。相撲の魅力を伝えることができたと思う」と手応えを語った。
相撲に縁の深い同町ならではの授業。「総合的な学習の時間」を使って2学年ごとに実施し、4月28日、30日、5月1日の3日間で初の授業を実施した。
1日は、福島小体育館で行われた。両校の5、6年生54人が、町相撲協会の指導員3人から、基本の四股、腰割、すり足ほか、ルールや所作などを学んだ。
最後は男女別に分かれて紅白戦を実施。「はっけよい!」の掛け声で激しくぶつかり合い、白熱した戦いを繰り広げた。なかには1分以上に及ぶ一番も。
吉岡小6年の大坂ゆずさん(11)は「取り組みの前は恥ずかしい気持ちもあったけれど、実際にやってみるととても楽しかった」と笑顔を見せた。
高橋校長は「相撲から礼儀や相手を大切にする気持ちを学び、相撲のまち福島に住んでいる誇りを持ってもらいたい」と期待を寄せた。
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