GW交通量増加 事故に注意 道警函本、取り締まり強化

update 2014/5/2 10:06


 ゴールデンウイーク(GW)後半の3日からは、国道5号など幹線道路の交通量が増えることが予想され、交通事故に注意が必要だ。道警函館方面本部交通課は「連休中は家族を連れて車で出かける機会が多くなる。交通ルールを守り、無謀な運転は避けてほしい」と呼び掛けている。

 同課によると、昨年のGW中(4月26日〜5月6日)の交通事故発生数は19件で、死者は1人、負傷者は23人だった。

 今年4月18〜20日には函館市と八雲町で、3件4人の死亡事故が発生。交通死亡事故多発警報が同21日から27日まで発令されたことを踏まえ、同課は交通量が増えるGW中の事故防止に向け、取り締まりを強化する。同課は「道路が乾燥して走りやすくなった分、気が緩む時期。速度を上げることで事故の危険性が高まる」と注意を呼び掛ける。

 外出機会が増える子どもによる車道への飛び出しや、自転車事故にも注意が必要で、「新1年生などの児童は交通ルールに慣れ、注意力が欠けてくる。ドライバーは周囲をよく確認して」という。

 ◆渋滞予測8`以上

 同課がまとめた渋滞発生予測によると、森町赤井川〜同町駒ケ岳間(函館方向)は3、4の両日とも午前8時〜午後7時で7`以上。道央道大沼公園IC出口付近は3日午前10時〜午後6時に5`以上。

 一方、七飯町峠下〜森町赤井川間(札幌方向)は5、6の両日午前8時〜午後7時で8`以上。同課では「十分な休憩を取り、運転に集中し車間距離をあけることが重要。事故で家族を不幸にさせないためにも安全運転を」と強調している。

提供 - 函館新聞社

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