春の陽気 桜開花 函館昨年より10日早く
update 2014/4/29 10:21
桜前線が北上し、函館海洋気象台は28日、函館市のサクラ(ソメイヨシノ)の開花を発表した。森町でも観光協会が開花を発表。函館は平年より2日、森も10日早く、ともに4月に咲いたのは2009年以来5年ぶり。大型連休後半には見ごろを迎えそうだ。
函館の開花は昨年より10日早かった。25日から連日、最高気温が6月上〜下旬並みの暖かい日が続き、一気に花が開いた。
28日は同気象台職員が午前9時半ごろ、五稜郭公園にある標本木で数輪以上の花が開いたことを確認した。気象庁による道内の開花発表は、27日の帯広市に続き2番目となった。
同公園では、すでに3分咲きの木もあり、訪れた市民や観光客は、「きれい」と歓声を上げて見入っていた。市内中島町の主婦、佐伯智美さん(33)は「昨年はゴールデンウイークに間に合わなかったが、今年は早く咲いて良かった。何回も花見に来たい」と話していた。(山崎純一)
◎森は16日早く
【森】森観光協会(石岡眞喜雄会長)も28日、青葉ヶ丘公園でサクラが開花したと発表した。昨年より16日早かった。
同日午後1時半ごろ、町の担当職員らがソメイヨシノの標本木で、基準となる5、6輪以上の花が咲いていたことを確認し、同協会が開花を発表。町によると1971年から統計を取り始めて以来、6番目に早い開花だという。
同公園では現在、5月3日から始まる「もりまち桜まつり」(実行委主催、種田眞也委員長)の準備が進められている。ソメイヨシノは数日中に見ごろを迎える見込みで、町商工労働観光課は「ここ最近は暖かい日が続いたため、予想より早い開花宣言となった。ぜひ大勢の人に森町のサクラを見に来てほしい」と話している。
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