市内で連合メーデー

update 2014/4/27 10:15


 労働者の祭典「第85回函館地区連合メーデー」(実行委主催)が26日、函館市千代台町の千代台公園で開かれた。好天に恵まれ、家族連れでの参加も多く、主催者発表で81団体1884人が参加した。

 実行委員長で函館地区連合の荒木敏安会長は「貧困や格差が拡大している。安倍政権は解雇の金銭解決制度など、労働者保護ルール改悪の動きを活発化している。政府と巨大与党の暴走を許さず、保護ルールの改悪阻止を社会のうねりとするため、積極的に活動を展開していく」と述べた。

 民主党の逢坂誠二前衆院議員は「大間原発は電力確保の面で必要はなく、使用済み核燃料のリサイクルの機能も果たせない。私たちの社会に必要な原発だとは思えない」と述べた。さらに「安倍政権は労働者を人ではなく部品として扱おうとしている。人としての尊厳を持って仕事ができなくなる」と指摘した。

 大会では、民主主義の根幹を揺るがし、日本国憲法を脅かすとして「特定秘密保護法の廃止に向けた取り組みを強化する特別決議」と「労働保護ルールの改悪に断固反対する特別決議」を採択。荒木会長の「頑張ろう」三唱の後、参加者はデモ行進に出発。大間原発建設反対や、労働環境改善を訴えた。

提供 - 函館新聞社

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