さあGW 準備万端

update 2014/4/26 10:19


 春の大型連休突入を前に函館市内では25日、観光客を出迎えるさまざまな準備が進められた。景観を彩る花の設置やおもてなしの心を再認識し、観光シーズンの開幕に備えた。

 ■マンホールの蓋 観光客の目を引く…市内各所で

 函館市企業局は、観光地周辺の下水道のカラーマンホール蓋(ふた)の設置作業を進めた。

 デザインマンホールの絵柄は「イカ」「五稜郭と旧函館区公会堂」「カモメとハリストス正教会」の3種類。市街地で見ることのできるカラー蓋は24枚のみで、十字街、道立函館美術館前など、人通りの多い観光地を中心に設置。秋に通常の蓋に交換し、冬場に色を塗り直している。

 明治館前では3種類の蓋を計4枚設置。観光客や修学旅行生らが作業の様子を物珍しそうに眺め、喜んでいた。上下水道部管路整備室は「塗り直したばかりの蓋は色もきれいで、観光地の美観向上にもつながる。足元から楽しんでもらえれば」としている。

 5月1日からは企業局庁舎(末広町)屋上開放が始まり、3種類に加えてタコの絵柄のカラーマンホールが展示される。

 ■街路灯に花かご 色とりどり69基…ベイエリア周辺

 函館市住宅都市施設公社は、ベイエリア周辺の街路灯にフラワーバスケットを設置した。色や種類が異なるパンジーとアイビーを植えた花かごが数種類取り付けられ、愛らしい花を風に揺らしている。

 観光街路灯フラワーバスケット事業は金森赤レンガ倉庫周辺を中心に54基を設置。明治館に面した二十間坂通沿いでは、企業の協賛を受けた15基を設置した。

 花かごは委託業者が水やりや花摘みなどの手入れを行い、7月以降は夏の花に植え替えて10月15日まで観光客らを楽しませる。同公社は「5月初旬には花もついて、びっしりと咲くようになります」としている。

 ■「ルール守って」関係者が巡回…函館朝市

 函館朝市では関係機関が巡回し、観光客らが安全で楽しく買い物ができるようにするため、目を光らせた。

 市役所経済部や市民部、保健所、函館西警察署、朝市連合会などから総勢約30人が参加。各店舗にチラシを配りながら「接客マナー、商品表示のルールを守って」などと声を掛けた。

 朝市連合会の井上敏廣理事長は「違法駐車やはみ出し営業が散見される。ルールを守るように今後も呼び掛けていく」、市経済部は「悪質なものも目につく。粘り強く指導していきたい」と話した。

提供 - 函館新聞社

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