函館の味 手づくり体験 ベイエリアに観光施設あすオープン
update 2014/4/25 10:08
魚長食品のグループ会社で水産加工品製造の「かくまん」(柳沢政人社長)は26日、ベイエリアの西波止場に体験観光施設「手造りいか工房いかベイ」をオープンさせる。修学旅行生や国内外の観光客らにイカ塩辛やいかめしづくりなどの体験を通して、函館の食文化を身近に感じてもらう。
2016年3月の北海道新幹線開業を見据え、観光客のニーズが高い体験観光に対応する。地域資源の活用を促す国の事業に採択され、国土交通省と農林水産省、経済産業省から認定を受けた。西波止場2階の空きスペースを改修し、100人ほど受け入れが可能で、通年で利用できるようにした。
メニューは塩辛やいかめし、松前漬づくりがメーン。地元産のマイカを使い、さばき方を見てもらったり、製造体験をしたりする。体験ばかりでなく、イカの生態や函館の歴史、文化、イカ漁の変遷なども学んでもらえるようにしたことも特徴。所要時間は1時間ほど。
24日にはオープン前の体験会があり、遺愛幼稚園の園児と保護者が塩辛づくりといかめしを試食。親子で楽しみながら体験を楽しんだ。施設の責任者、魚長食品営業部マネージャーの大西修司さんは「観光客はもちろん、地元住民にも利用してもらい、文化の継承にも役立てたい」と話している。
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