開花へ膨らむ期待とつぼみ 29日から夜桜電飾
update 2014/4/24 09:58
函館の桜の名所、函館公園(青柳町)と函館五稜郭公園(五稜郭町)で、電飾の設置作業が進められ、今年も29日から5月18日までの20日間、夜桜見学が楽しめる。1930年から夜桜電飾が始まったと記録が残る函館公園内の日当たりの良い場所では、ピンク色に色づいたつぼみがほころび始めた。
函館公園には約420本、五稜郭公園には約1600本のソメイヨシノを中心とした桜がある。市土木部緑化推進課によると、今年はサクラの芽をついばむ野鳥「ウソ」による大きな被害の報告はないという。
両公園には400〜450個の電飾を設置し、期間中、平日は午後7時〜午後9時、土日祝日は午後7時〜同10時に点灯、函館公園では露店も並ぶ。両公園内ともに指定区域内でガスコンロなど火気使用が認められるが、五稜郭公園の郭内では炭火は使用できない。
函館公園近くの住吉グラウンドを臨時駐車場として開放。五稜郭公園は29日など、土日祝日の午前9時から午後6時まで公園入り口付近で交通を規制する。
市土木部緑化推進課は「今年もきれいなサクラが開花することを期待している。ルールを守り、両公園のそれぞれの歴史を感じながら花見を楽しんでほしい」としている。
日本気象協会は23日、サクラの予想開花日を発表(第10回)した。函館は5月1日で、江差は同3日。予想満開日は、函館は同5日、江差は同7日。いずれも昨年より1週間程度早い見込み。函館はゴールデンウイーク中に花見ができそうだ。
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