今年の冬も楽しませて 五稜星の夢

update 2014/4/21 09:58


 昨年12月から今年2月末まで、国の特別史跡・五稜郭をライトアップで楽しませた「五稜星の夢(ほしのゆめ)」の実行委は20日、五稜郭公園で電球の撤去作業を行った。市民約40人が参加し、堀沿いに設置した土のうなどを片付けた。

 五稜星の夢は冬の函館観光を盛り上げようと1989年に始まったイベント。節電協力のため2012年度は中止となったが、昨年12月に復活。堀の内周に取り付けた約2000個の電球で星形を浮かび上がらせ、多くの市民や観光客を楽しませた。

 作業は午前9時すぎから1時間ほどで終了。ボランティアの市民らが電球を取り付けた板や土のうを撤去した。実行委は「多くの皆さんからの寄付金が寄せられ、再開して良かったと声も届いている。五稜郭も春を迎え、電球の撤去で花見客を出迎える準備が進む。今冬も継続できるよう支援をお願いしたい」としている。

提供 - 函館新聞社

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