ブルーマーメイド就航

update 2014/4/17 10:01


 津軽海峡フェリー(函館市港町3、石丸周象社長)の新造船「ブルーマーメイド」(8820トン)が16日、函館―青森航路に就航した。函館ターミナル発午後5時半の初便には大勢の乗客が乗り込み、快適な船旅を満喫した。

 ブルーマーメイドは1990年就航で老朽化した「びるご」の後継。全長144メートルで、定員は583人。トラック71台、乗用車だと230台を積載でき、青函航路を3時間40分で結ぶ。

 船内は多様化する旅行スタイルに合わせて設計。海を眺めることができるリクライニングシートの「ビューシート」、豪華なスイートルームを新設した。救護室などを設け、「災害時多目的船」として活用できるようにしたことも特徴。

 出発時には同社の従業員が手を振って、ブルーマーメイドの出港を見送った。石丸社長は「観光シーズンは利用者増加に期待している。函館―青森は物流の基幹航路でもある。しっかりと役割を果たしていく」と話した。

提供 - 函館新聞社

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