農畜産物販売額が過去最高282億円
update 2014/4/17 10:01
【北斗】JA新はこだて(畠山良一組合長)は16日、北斗市総合文化センターで、第12回通常総代会を開いた。2013年度(13年2月〜14年1月)の農畜産物販売額が、過去最高の282億円(前年比2%増)となり、合併後初めて280億円を上回った。
販売実績は、農産物が前年と同じ185億4000万円。このうち野菜は主力の長ネギとトマトの価格が好調に推移したことから、同6%増の103億2000万円と2年ぶりに100億円台を突破した。酪農・畜産が肉牛の高値推移や乳価アップにより同6・5%増の97億円。
決算では、税引き前当期利益が2億7184万円。組合員への配当は、出資配当金と事業分量配当金を合わせて約1億円を確保した。
総代会には406人(代理人、書面を含む)が出席、第4次地域農業振興計画・JA中期経営計画などを全9議案を原案通り可決した。TPP(環太平洋連携協定)など国際貿易交渉から北海道を守り抜く特別決議も行った。
畠山組合長はあいさつで、最高裁で係争中のカーネーション共選料問題について「組合員の皆さまには大変心配をかけているが、農協運営の一翼を担う共選事業の在り方を理解してもらい、当分の間、訴訟の行方を見守ってほしい」とした。また、昨年発覚した共済契約に関わる不祥事について「心より深くおわび申し上げる。今後は配属期間が長期化している職員を中心に人事異動を行うとともに、コンプライアンス(法令順守)重視の強化に向けて不祥事防止の実現に取り組む」と述べた。
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