自衛隊の味 バル街に…イタリア料理店「ピアット」
update 2014/4/16 10:05
【八雲】八雲町内浦町のイタリア料理店「ピアット」(山添憲明オーナー)が、20日に開かれる函館西部地区バル街に「八雲スパゲティ」を引っ提げて参加する。航空自衛隊八雲分屯基地の隊員が考案した町の自然をイメージしたオリジナルパスタで、町外で提供するのは初めて。イベントでは自衛隊の味≠ニして注目を集めそうだ。
八雲スパゲティは昨年、基地の隊員が試行錯誤を繰り返して完成させたご当地メニュー。デミグラスソースとホワイトソースの2種類の味を一度に味わうことができることが特徴。全国で唯一、太平洋と日本海の2つの海に面している町であることを表現した。具材にはホタテやホウレンソウなど町の農水産物をふんだんに使った。
これまでは基地のイベントで提供したり、見学者らに試食してもらったりしていたほか、月1回基地の食堂にも登場。隊員に人気の一品となった。メニューに興味を持った山添さん(48)がバル街で提供できないかと考え、基地に相談。レシピを提供してもらうことになった。
山添さんがアレンジを加え、「ピアット風八雲スパゲッティ」が完成。ホタテは稚貝を使用し、旬のエビも加えた。ホウレンソウの代わりにブロッコリーを入れ、デミグラスソースに八雲豚のひき肉を使う工夫も。
試食した基地の隊員から「さらに味が進化している」と太鼓判をもらった。山添さんは「当日は八雲を代表する味、八雲の魅力を発信したい」と話した。バル街では池見石油ギャラリー(末広町)に出店する。
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