ブルーマーメイド16日就航 津軽海峡フェリー
update 2014/4/13 10:12
青函航路に16日に就航する津軽海峡フェリー(函館市港町3、石丸周象社長)の新造船「ブルーマーメイド」(8820d)のお披露目会が12日、同船内で開かれた。函館近郊の関係者約200人を前に石丸社長は「津軽海峡は物流の基幹航路。安全、安心を最優先し、安定した物流をお届けしたい」と決意を新たにした。
2010年就航の「ブルードルフィン」に続く「カジュアルクルーズフェリー」。全長144メートル、全幅23メートルで、定員は583人。トラック71台または乗用車230台を積載でき、青函航路を3時間40分で結ぶ。
船内にはリクライニングシートに座りながら、進行方向の海上を眺めることのできる「ビューシート」46席や、大型犬と同乗できるバルコニー付きの「プライベートドックルーム」、一般客室も既存船よりゆとりのある空間とした。
また、災害時多目的船の機能として、ストレッチャーごと収容可能なエレベーターや救護室を備えた。石丸社長は「南海トラフや首都直下地震が起きた場合でも即座に駆けつけることができる」と力を込めた。
式典では、石丸社長と北海道運輸局の小山内智局長、函館市の片岡格副市長らがテープカットし、就航を祝った。一般市民の見学会に2253人が訪れた。
同船は16日午後5時半函館発の便でデビューを飾り、青函航路を1日2往復する。
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