「にっぽん丸」豪華客船 今季初入港 いか踊りで歓送迎
update 2014/4/6 10:12
今シーズンの豪華客船の来港第1号となる「にっぽん丸」(2万2472トン)が5日、函館港西埠頭(ふとう)に入った。肌寒い天候の中、乗客は同日夕方まで函館山や湯の川温泉などの観光を楽しみ、いか踊りに見送られながら石川県輪島港を目指して出港した。
同船の函館入港は通算35回目で、流通大手イオングループ主催の日本一周チャータークルーズの一環。乗客約230人を乗せて神戸を1日に出港し、横浜などを経て函館に到着した。入港セレモニーでは片岡格副市長が「今シーズンの初寄港で待ち望んでいた」と歓迎。ミスはこだての八戸芹香さんらから乗客代表やイオン関係者、番留誠船長らに記念品が贈られた。
岸壁では市民団体「カムカムの会」(石塚大会長)のメンバーが横断幕を持って出迎えた。同会の横山悦朗さんは「函館のイメージづくりに役に立てればと思って続けている。今年は客船の寄港数も増え、将来的には若松埠頭の整備が進むことも期待している。(昨年亡くなった)石塚與喜雄前会長の思いを引き継いで続けていきたい」と話していた。
午後には80人の定員に対し、746人の応募があった船内見学会も行われた。出港時にはそろいの法被姿の市民が「いか踊り」で見送り、船上からは色とりどりの紙テープが投げ込まれ、返礼の汽笛が鳴り響いた。
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