持続可能な発展へ全力 渡島総合振興局の宮内局長が着任会見

update 2014/4/5 10:20


 渡島総合振興局の宮内孝局長(57)が着任し、3日、記者会見を開いた。宮内局長は2年後に開業する北海道新幹線を生かした振興策を最重要課題に掲げ、「道南の魅力である食と観光を軸とした取り組みを道南の地域の方々と手を携え積極的に進めたい。未来志向で渡島の持続可能な発展のため全力を尽くす」と抱負を述べた。

 開業を見据えた取り組みについて、2次交通の整備が地域の発展に欠かせないとし、「高速交通のネットワークを図ることで新幹線効果が隅々まで行き渡る。一人一人が幸せだなと実感できる地域社会の実現につなげたい」と述べた。

 新函館(仮称)駅、木古内駅周辺に建設予定の道営住宅を活性化策の一助とみており、市、町と連携し子育て支援に特化した整備をする考えを示した。

 江差線の第三セクター会社設立については「安全性を最優先に関係市町と連携を密に取り組む所存」とし、函館市が原告として提訴した大間原発建設差し止め訴訟に対しては「訴訟の推移を注視していく」と述べるにとどめた。

 宮内局長は日高管内浦河町生まれ。1980年4月道庁入りし、建設部建築局計画管理課参事、同部まちづくり局都市環境課長、同部住宅局長などを務めた。道南勤務は初めて。

提供 - 函館新聞社

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