国内最大級の風力発電 営業運転を開始
update 2014/4/1 09:47
【上ノ国】電源開発(Jパワー)が100%出資する「ジェイウインド」(東京、林田博社長)が上ノ国町夷王山(標高159b)で手掛ける国内最大級の風力発電施設「上ノ国ウインドファーム」が3月31日、営業運転を始めた。同社によると、年間発電量は約7280万`h時で、一般家庭の約2万世帯分の年間消費電力をまかなえるという。すべて北電に供給する。
国内最大級の風力発電で、風車12基(出力計2万8000`h)。夷王山の八幡牧野内に設置し、風車1基の最高地点は127・5b。2012年9月に着工、13年12月から試運転に入っていた。総事業費は約80億円。
同社が手掛ける風力発電は上ノ国の運転開始で道内5地点目、全国では19地点目となり、総出力は38万860`hになるという。
同社は「順調に計画が進んだ。今後もCO2を排出しないクリーンエネルギーの着実な運営を図り、新たな風力発電地点の開発にも努めていきたい」としている。上ノ国町の現地で17日に竣工式を予定している。
提供 - 函館新聞社
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