江差町長選に横山氏、田畑氏が出馬表明
update 2014/3/30 10:14
【江差】8月7日の任期満了に伴う町長選に、町議の横山敬三氏(69)と元町議で会社員の田畑豊利氏(58)が立候補を表明し、選挙戦が確実な情勢となった。29日までに、現職で3期目の浜谷一治氏(68)は進退を示していない。
横山氏は、江差町出身で上智大卒。会社員を経て2007年から2期町議を務める。学校給食不正問題などを念頭に「現在の町行政の進め方に疑問が多い。不祥事が相次ぎ、役場内の職員の総合力を引き出すこともできていない。透明性のある町政運営、現状と将来に配慮した行政展開が必要。一度リセットし、立て直しのために江差の人間として使命感をもって立候補を決めた」とする。
田畑氏は、江差町出身で江差高校卒。1999年の町議選で初当選し、1期務めた。前回10年の町長選に続く出馬となり、「年々疲弊する江差を悲観してまちを去る若者を前に涙が出る思い。給食問題の対応などもあって、見るに見かねて立候補を決めた。前回同様『マチに大学を』を政策の柱に、これを突破口に建設的な見解の中でまちづくりを進めたい」とする。
浜谷氏は2月の新年度予算案発表の記者会見で、自身の進退について「近いうちに」と発言した以外、明言を避けている。自身が組合長を務める学校給食組合の不正問題もあり、慎重な姿勢を貫いている。
町内にはこのほか、元江差在住の会社員に出馬を期待する動きもある。
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