春合宿シーズン 北斗に選手続々

update 2014/3/26 10:04


 【北斗】春合宿真っ盛り――。北斗市の春合宿受け入れが24日から始まり、札幌市などから訪れた市外の高校、大学の陸上部が運動公園陸上競技場(押上)で強化練習に励んでいる。

 道南地域の雪解けの早い利点を生かして市は、2011年度から宿泊費の補助制度を創設してスポーツ合宿の誘致に力を入れている。市は3月上旬から除排雪し、春休み期間中の合宿を受け入れている。今年は4月6日まで陸上、野球、バスケットボールの約20団体が市内で合宿する。

 25日は東海大学や白樺学園高校など5団体が同競技場で練習。朝から晴れ間が広がり、春めいた陽気の中、選手たちは久々のグラウンドの感触を確かめながら走路を疾走していた。

 このうち北翔大陸上部(重成敏史監督)は2年連続の市内合宿で、中長距走の選手17人が25日から30日の日程で滞在。400b、800b専門の赤間信也さん(3年)は「この合宿で手応えをつかみ実戦に臨みたい。今季の目標は北海道インカレで男女総合優勝」ときっぱり。長距離専門の山下裕未さん(2年)も「十分走り込みをし、2年連続の全日本学生駅伝出場と個人種目でインカレ出場を果たしたい」と意気込みを見せていた。

提供 - 函館新聞社

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