「リング」2路線を統一
update 2014/3/26 10:04
函館バス(森健二社長)は25日、5月1日からのバス路線再編案を明らかにした。神山・美原地区で運行している買い物バス「リング」で、2路線を統一するとともに100円均一を取りやめるほか、循環路線「レクサ」の名称変更と路線の一部見直しを行う。
同日開かれた市生活交通協議会(木村健一会長)で示し、了承された。
「リング」は同社唯一の100円均一バス。「年々利用者が減少し、1998年の運行開始当初に比べて燃料が高騰し、収支が厳しい」として、大人100円均一を取りやめ、初乗り同140円に変更する。これに伴い、バス・市電共通カードや回数券、高齢者・障害者専用カードが利用可能になる。
併せて現在の神山線と美原線を統一し、1日10便運行。函館蔦屋書店と藤岡眼科(ともに石川町)に乗り入れる一方、利用者が少なかった美原4、5丁目と北美原2丁目、公立はこだて未来大学の経由を廃止する。
「レクサ元町」は観光客の利用が多いことから「元町・ベイエリア周遊号」に名称を変更。1日32便運行するとともに、利用の少ない摩周丸前、東浜桟橋前などバス停8カ所を廃止する。「レクサ五稜郭」も名前を「日乃出・五稜郭循環バス」に改め、14便中3便はバスセンターまで乗り入れる。
一方、函館国際水産・海洋総合研究センターへの路線を供用開始の6月に新設。月・金曜日に函館駅前から1便、函館どつくから7便運行する。また、赤川と昭和営業所を結ぶ55―1系統(1日4往復)を新設し、公立はこだて未来大学に乗り入れる。
廃止は8系統(日吉営業所―函館駅前)の急行便と、函館江差線のうち五稜郭と亀田支所を経由する1便。また、西部地区を運行する「お元気バス谷地頭号」は月・金曜日の運行にし、1日1便に減らす。
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