めきめき上達 有段者続々 北斗手打ちそば同好会

update 2014/3/24 10:14


 【北斗】北斗市内でそば打ちを楽しむ「北斗手打ちそば同好会」(貝崎勝利会長)のメンバーが、今月開かれた「素人そば打ち段位認定会」で初段から3段まで一挙12人が合格を果たした。設立から5年。めきめきと腕前を上げ、メンバーの大半が有段者になった。メンバーは「日ごろの練習の成果を発揮することができた」と喜んでいる。

 段位認定会は全国麺類文化地域間交流推進協議会(全麺協)の主催。そば打ちの技能を審査員が厳しく評価する。初段から5段まであり、40分以内に準備からそば打ち、片づけまでをする。今回の同会の成績は、初段合格が9人、2段昇段が1人、難関の3段は2人が合格した。

 3段に挑戦したのは北斗市の高石勝利さんと坂井修さんの2人。3段は「人前でそば打ちが披露でき、市町村を代表してそばの歴史や文化を紹介できる力量を持つ」ことが合格の基準。坂井さん(56)は試験も好成績で優秀賞を獲得した。「試験はとても緊張した。時間内にすべての作業をこなさなければならないのが一番大変だった」と振り返る。

 2段に合格した鹿角昭夫さん(60)は2年前に入会したばかり。成績もトップで最優秀賞を獲得。「水回し、厚さを均等にするところが難しかった。練習を重ねて次は3段を目指したい」と意欲満々。

 設立は2009年。メンバーは20〜70代の24人。月2回、日曜に飯生住民センターに集まり、互いに技術を磨き合っている。「楽しみながら」をモットーに、地域の活動にも積極的に参加している。

 貝崎会長は「みんな頑張って練習した結果」と合格者をたたえる。今後新人も入る予定。「そば打ちの楽しさを地域に伝えていきたい」と話した。

提供 - 函館新聞社

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