函館バス日吉営業所 面積縮小して存続
update 2014/3/24 10:13
函館市は新年度から、函館バスに土地を賃貸している日吉営業所(日吉町4)の面積を縮小するとともに、一部施設の建て替えに着手する。函館新外環状道路の整備に伴って道路用地を確保する必要があるためで、営業所の位置を変えずに用地を補償し、敷地内で事務所などを建て替える。
同営業所は2001年のバス民営一元化に伴い、函館バスが土地を借り受けている。敷地面積約9300平方メートルで、路線バスの駐車スペースや事務所、洗車機などがあるが、同営業所横に函館新外環状道路の日吉インターチェンジ(IC)が設けられることに伴い、同ICに接続する市道や道道を整備するため、既存の施設が支障となる。
このため、民有地との土地交換や、市教委が管理している土地との所管変更によって営業所の場所を確保。敷地面積は約7300平方bに縮小し、移転が必要な事務所や洗車機を建て替える。
新年度に実施設計を行い関係経費950万円を計上。2015年度の工事着手、16年10月の完了を目指す。全額国から補償を得て、市が移転工事を行う。
17日の市議会予算特別委員会では、委員から「今後も同営業所が、市の公共交通において機能を果たしていくのか」と指摘があり、谷口諭企画部長は「今後路線の再編も進めていくが、日吉は交通事業に必要な場所」と述べ、存続の考えを示した。
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