道南の売りは食、祭り、ノスタルジー 観光関係者がPRコンセプト
update 2014/3/18 10:13
渡島総合振興局は、道南4エリアのPRコンセプトや広域観光ルート、滞在プランを紹介するリーフレットを作成した。道南各地の観光関係者のアイデアが詰まった力作。2年後に迫った北海道新幹線開業を見据え、自治体や観光協会などの観光振興や情報発信に活用してもらう考えだ。
リーフレットの作成に携わったのは、振興局が本年度行った観光人材育成事業「新たな観光地域づくり塾」に参加した渡島、桧山、後志の自治体や観光協会、民間事業者ら約40人。講座は昨年9月から1月まで5回開かれ、先進地の事例を学んだほか、ワークショップで地域の魅力、観光資源の可能性を探った。リーフレットは講座の成果としてまとめた。
道南のPRコンセプトは、「人とのふれあい」「祭りと魅力的な食」「リゾート」「ノスタルジー」などをキーワードに挙げ、「1週間でも足りない みなみ北海道」とした。
また、コンセプトを体感してもらうための周遊観光ルート、滞在プランも考案。道南を4つのエリア(函館、環駒ケ岳、西部9町、渡島北部・桧山北部・後志南部)に分け、エリアごとに2泊3日の旅行プランをつくった。環駒ケ岳エリアは大沼での自然体験をメーンに据えるなど、各エリアの売りを前面に押し出した。
リーフレットはA4サイズで2000部作成。自治体や観光協会などに配布した。商工労働観光課は「各地域では新幹線開業をにらみ、観光を盛り上げる動きが活発になっている。今後の振興策に活用してもらいたい」としている。
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