水産学部附属練習船 5代目命名「おしょろ丸」
update 2014/3/18 10:10
北大(山口佳三総長)が建造を進めている水産学部附属練習船「おしょろ丸」代船の船名が「おしょろ丸」に決まった。今回が5船目。今年7月に竣工(しゅんこう)予定で、8月以降の航海から使用する。
14日に、三井造船玉野事業所(岡山県玉野市)で命名・進水式を行った。北大からは山口総長、村田直樹理事・事務局長、嵯峨直恆水産学部長、佐伯浩前総長ら24人、三井造船からも26人が出席。支綱切断の後、船が船台を滑り降りて進水した。祝賀会も開き、船主を代表して山口総長があいさつした。
今後、船内の機械や設備の設置、内装を施した上で竣工、引き渡される。6月2日にオープンする函館市国際水産・海洋総合研究センター(弁天町)に隣接する岸壁に係留される見込み。
現Y世は1983年に建造、学生の実習や調査研究を担ってきた。老朽化や船室の狭さなどから新造船を計画し、国が2012、13年度の2カ年で約67億円を措置。総トン数1600トン、全長が約78メートル、幅が約13メートル、定員が99人(うち学生60人)。現船にはない航行時の揺れを低減する「フィンスタビライザー」の設置など、学生の安全確保や研究意欲を高める工夫をしている。
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