前年比11%増9万4000人…函館空港2月

update 2014/3/14 09:58


 函館空港事務所がまとめた2月の乗降客数によると、前年同月比11・0%増の9万4319人となり、13カ月連続で前年同月を上回った。関東地方の記録的な大雪の影響で欠航が相次いだことから、羽田線は微増にとどまったが、引き続き台湾からの観光客の入り込みが好調で全体を押し上げた。

 国内線は、同7・1%増の8万1655人で、11カ月連続で前年を上回った。全日空函館支店は「利用者が落ち込む時期だが、運賃種別を増やすなどサービスを充実させたことが個人客の利用増につながった」と分析する。

 羽田線は臨時便を含め、同1・1%増の6万41人だった。大雪の影響で日本航空は8往復16便が欠航。同社函館支店は「欠航がなければ前年を超えていただけに残念」とする。日航の伊丹線は2095人で搭乗率は77・6%。3月に就航1年を迎える同路線。同社は「冬場の利用は課題だったが、まずまずの結果だった」とみる。

 関西線は同0・5%増の3398人。中部線は同0・9%減の4516人となった。道内便では、丘珠線が同31・5%増の6016人、新千歳線は同52・5%増の4881人に伸びた。  国際線はすべて台北線。旧正月の「春節」があったことから利用が増加。同46・3%増の1万2664人だった。

提供 - 函館新聞社

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