JR北改ざん、国交省が函館保線所など常設監査
update 2014/3/12 10:05
JR北海道がレール幅の検査データを改ざんするなどした一連の問題で、国土交通省は11日、同社本社や函館保線所などへの監査を開始し、レールの検査データや業務の改善度合などをチェックしている。
国交省は1月に鉄道事業法に基づく事業改善命令とJR会社法に基づく監督命令などの行政処分を通知した際に、5年程度の常設の監査体制で、定期的に監査を実施していく方針を固めていたが、今回はその1回目。
昨年11月の特別保安監査同様に、同社に日時を事前に告知せず抜き打ちで実施。国交省7人と北海道運輸局11人の計18人が14日まで監査を行う。
同日午前11時半ごろ、同社本社に8人、レールの検査データ改ざんなどの一連の問題に関わった函館保線所にも4人が入った。このほかにも道南を中心に数カ所にも監査員が派遣された。
函館保線所では午後5時50分ごろまで監査が続き、検査データの管理状況や業務体制などを確認したとみられる。
提供 - 函館新聞社
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