函館市、ふるさと納税大幅増
update 2014/3/7 09:45
函館市への本年度の「ふるさと納税」が1月末現在で1466万円と、前年度に比べて大幅に増加していることが分かった。市財務部によると、本年度の増加は700万円の大口寄付金が大きな要因だが、「寄付者自体も増えており、これまでのPR活動の成果や制度の浸透が図られてきている」(管理課)とみている。
ふるさと納税は好きな自治体に寄付ができる制度。地方税法改正に伴い、2008年度から実施している。好きな自治体に2000円以上の寄付を行うと、現在住んでいる市町村の住民税、所得税が控除される仕組み。
本年度の「納税額」は、函館市議会第1回定例会の個人質問で、吉田崇仁氏(市政クラブ)の質問に山田潤一財務部長が答えた。今年1月末現在、98人から1466万2100円が寄付されており、過去最高だった12年度(54人、529万6140円)を大幅に上回っていると説明した。
市はJR函館駅や函館山ロープウェイなど、人の集まる場所にパンフレットを設置しているほか、首都圏や関西にある函館ゆかりの団体の会合に合わせてパンフを配布して、アピールに努めている。
市は寄付者に対して礼状を送って寄付の継続を呼びかけるとともに、記念品を贈呈。12年度からは金額に応じて函館産の海の幸をプレゼントしており、寄付金額に応じて最大1万円相当の海産物や、水産加工品などを贈っている。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。