「マグロ女子会」設立 豪快な“泳ぎ”で津軽海峡圏元気に

update 2014/3/6 09:52


 【江差】マグロのような豪快な“泳ぎ”に期待―。道南と青森県の女性たちが団結し、2年後の北海道新幹線開業などを見据えて魅力あるまちづくりを目指す「津軽海峡マグロ女子会」設立総会が4日夜、町内で開かれた。女性ならではの発想と行動力、温かな触れ合いで情報発信などに力を入れる。

 マグロ料理を食べて楽しむ会合ではなく、「津軽海峡のマグロのように、泳ぎ続ける女たち。個性を最大限に生かしながら津軽海峡圏を盛り上げよう」と有志が結集。総会では青森市と青森県大間町、函館、木古内、知内、松前、江差、厚沢部の計20人(20〜50代)が古里の魅力やまちづくりへの情熱を発表した。

 マグロ女子会構想は、松前の老舗温泉旅館矢野の若おかみ杉本夏子さんと青森大間町のまちおこしグループ「あおぞら組」の島康子さんが5年ほど前から練っていたという。

 活動方針に▽マグロ女子としての生きざまに誇りをもつ▽「自慢の前に褒める」―を掲げて、島さんらが「心を一つに、ぶっかますど!」と宣言した。おもてなしポスター制作や漁師のお母さんらが出演する動画づくり、インターネットのフェイスブックを活用するなどし、メンバーを増やしたい考えで、活動を支える男性陣の参加も呼び掛ける。「マグロと女子の共通点は皆に愛されること。心優しいサポーター男子を釣り上げる作戦で行こう。マグロ女子ポーズも考えよう」と盛り上がった。

 杉本さんは「笑って話せる場からすてきな意見を生みだして上質な地域づくりに生かしたい。一本一本の糸が絡み合って強固なものになるよう、連携とつながりを大切にしていきたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです