中学まで医療全額助成 森町8月から拡大へ
update 2014/3/6 09:49
【森】梶谷恵造町長は5日、人口減少対策として、現在小学生まで実施している医療費の全額助成を中学生まで拡大する考えを示した。8月からの実施を予定している。
町議会3月会議で、前本幸政氏の一般質問に答えた。
梶谷町長は「人口減少の一番の原因は出生率の低下。安心して子どもを産み、育てられる環境づくりのため、医療費全額助成を小学生から中学生までに拡大したい」と述べた。
国立社会保障・人口問題研究所などによると、町の昨年末現在の人口は1万7285人で、2030年には約4千人減の1万3370人と推計されている。
梶谷町長は「人口減少と高齢化はコミュニティー機能の低下など多くの課題と影響が懸念される」とし、「森漁協青年部やJA森地区青年部が進める婚活事業の支援も続けたい」と述べた。
また、町の活性化については「北海道新幹線開業の効果を町に波及させるため、一次産業などさまざまな分野と連携を図り、魅力的な観光商品を作り上げてPRしたい」とした。
5日の一般質問には7人が立った。
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