セラピアで「いか姫エコストラップ」再販売

update 2014/3/5 09:50


 障害者の就労を支援するNPO法人「セラピア」(函館市亀田町20、平田聡理事長)のおやき「いか姫」をかたどった携帯用「いか姫エコストラップ」が完成した。函館大妻高(池田延己校長)家政科の生徒たちが製作を手掛け、「かわいい」と人気を呼んでいる。

 同ストラップは、もともとセラピアで製作・販売していたが、飲食店登録に伴い異物混入の恐れがあるため、昨年1月に中止。しかし「ストラップがほしい」という客の要望を受け、家政科のある同校に相談したところ、製作を快諾した。

 使用したのは、市民から寄贈された不用な着物生地とひも。3日に卒業した家政科3年生34人が、進級前の2年時に被服製作の授業の中で作った。生徒が耳、胴体、足を手縫いやミシン縫いし、セラピアの障害者5人が目、口、リング、ストラップを取り付けた。

 全部で42体完成、セラピアで1個315円で販売している。不用品をリサイクルしていることや、外国人あこがれの着物を使っている点が土産品として受けている。平田さんは「函館を代表する土産品に育てたい」と意気込んでいる。

 問い合わせはセラピア(電話0138・45・1287)へ。

提供 - 函館新聞社

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