高技専学生がタブレット操作のラジコンカー製作
update 2014/2/27 09:59
道立函館高等技術専門学院(水野司学院長)システム制御技術科2年の小杉竣太郎さん(20)、高橋開理さん(20)、竹村祐亮さん(21)が、タブレット端末で操作できる無線ラジコンカーを作った。震災がれきの中で探索などに活躍する災害対応ロボットにヒントを得て開発、子どもたちが楽しく遊べる簡素なロボットだ。
26日、同学院であった同科の修了製作発表会で、約半年間のものづくりの成果として報告した。
テーマは「カメラ付きアンドロイド操作ロボット『ロードスター☆』」。ロボット本体にはカメラのほか、障害物に接近すると20a手前で自動停止する超音波距離センサー、指定した角度に旋回できるようタイヤの回転数を検出する走行距離計測センサーを搭載。
「Wi―Fi(公衆無線LAN)」を使った通信で、カメラの画像をタブレットに表示したり、タブレットからの命令を本体に送ったりする。タブレットに進行方向の映像が表示されるため、ロボットを見なくても操縦が可能だ。
完成したことに満足しつつも、高橋さんは「通信プログラムの作製が最も苦労した」、小杉さんは「もう少し小さめにできればよかった」。
発表会は2年間の訓練の集大成で、同科になって2回目。この日は、ほかに6人が3課題を発表した。
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