観光商品見本市、新幹線開業にらみ新商品ずらり
update 2014/2/27 09:57
観光土産品の卸売、特産品の製造を手掛ける不二屋本店(函館市西桔梗町、名取明彦社長)の総合観光商品見本市が26日、函館総合卸センター流通ホール(西桔梗町)で始まった。2年後に迫った北海道新幹線開業をにらみ、新製品の開発に力を入れる同社。パッケージを新幹線風のデザインにしたものや青函をイメージした菓子を並べ、来場者の注目を集めた。
観光シーズンが始まる前のこの時期に毎年開いている。今回は菓子をはじめ、水産加工品など同社が取り扱う約5000点を展示、新商品も発表した。初日から市内の土産品店など小売業者らが訪れ、同社の社員が商品を説明した。
新商品の目玉は「牛乳カステラ」と「チーズタルト」。新幹線風のパッケージデザインで、商品名にも「ようこそ函館」を入れるなど開業ムードを盛り上げる商品にした。
ほかに土方歳三や石川啄木、太宰治といった青函両地域にゆかりのある歴史上の人物の顔をあしらったクッキー、市内のカレー専門店のレトルトカレーもあり、来場者は高い関心を示した。
名取社長は「函館らしさをどう打ち出すかが商品づくりのポイント。業者の声や反応を参考に改良して春には販売を開始したい」と話した。27日も開かれるが、一般の入場はできない。
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