道南気温上昇 落雪に注意を
update 2014/2/26 09:38
晴れ間が続いて気温が上昇したため、道南地方は24日から25日にかけて3月上〜中旬並みの陽気となり、函館市内では屋根などからの落雪、落氷による軽傷事故が2日間で2件発生した。函館市消防本部では注意を呼び掛けている。
同本部によると、昨年11月から2月25日までの雪害事故は9件。内訳は雪下ろし中の転落が6件、落雪、落氷による事故が3件。25日正午ごろには、函館市内で、高さ約4bの屋根から落ちてきた雪が歩行中の70歳代男性頭部に当たり、出血する軽傷を負った。
屋根上でいったん融けて再び凍った雪は非常に硬くて危険。「歩行時は雪が落ちてきそうな場所は避け、万が一に備えて帽子の着用も心掛けて」と同本部。雪下ろしの際にも、単独作業を避けるほか、命綱の装着や周囲への声掛けなどを怠らないよう呼び掛けている。
函館地方気象台によると、同日の函館の最高気温は5・5度、北斗市4・8度、木古内町5・0度。この暖かさは今月末まで続くと見ており、同気象台は「暖かい日が続くので、落雪には十分注意してほしい」としている。
同本部によると、一昨年11月から昨年2月までの雪害件数は大雪の影響もあり14件だった
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