無料送迎バスで集客作戦 朝市連合会
update 2014/2/22 10:05
函館朝市協同組合連合会(井上敏広理事長)は、3月の毎週日曜に無料送迎バスを運行する。市内4コースと市外からの1コースで地元住民の集客を図り、駅前地区の活性化につなげる作戦だ。スタンプラリーや振る舞い鍋なども行い、買い物客に朝市の魅力を再認識してもらう。
市の元気いっぱい商店街等支援交付金を活用、函館バスが協力する。運行するのは2、9、16、23日の毎週日曜。朝市での買い物だけではなく、駅前地区への移動だけでも利用できる。
市内のコースは昭和営業所を出発し、亀田小学校前を経由する「桐花線コース」、日吉営業所から乃木町を経由する「日吉コース」、旭岡中学校前から湯川、漁火通と進む「旭岡・湯の川コース」、陣川、神山などを回る「陣川コース」の4つ。1日各3往復で、出発時間は午前6時半ごろ、同9時、同11時。40分ほどで到着するように運行。途中下車することはできない。帰りも3便ある。
ほかに週替わりの市外コースは、2日が江差、9日が鹿部、16日が松前、23日が森。午前10時に到着し、帰りは午後2時に朝市を出発する。午前9時に振る舞い鍋で買い物客を歓迎。抽選でタラバガニが当たるスタンプラリー、各店では当日限定のサービスもする。
井上理事長は「現在の朝市は観光客がメーンだが、市民の台所と呼ばれた時代が原点。足が遠のいていた市民に来てもらいたい」と話している。問い合わせは同連合会(電話0138・22・7981)へ。
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