電気自動車に興味津津…三育小で特別授業「環境教室」
update 2014/2/21 10:13
函館三育小(鈴木宏和校長、児童25人)は20日、同校で特別授業「環境教室」を開いた。急速に進む地球温暖化対策として、電気自動車普及の大切さを学び、体験試乗も楽しんだ。
環境教育の一環として毎年行っており、この日は児童24人が参加した。函館中央三菱自動車販売の力石嘉孝さんが電気自動車について解説。「走行中に二酸化炭素を全く出さないので、環境に優しい。多くの人に使われてほしい」と話した。
道地球温暖化防止活動推進員のピーター・ハウレットさんも講演。温暖化でホッキョクグマが暮らす海の氷が解け、狩りができなくなって個体数が減っていると報告した。「地球に緊急事態が起きている」と訴え、石油や石炭などの化石燃料による発電から、風力やバイオマス、水力などの自然エネルギーに転換する必要性を説いた。
力石さんが持ち込んだ三菱プラグインハイブリッドEVの「アウトランダー」に児童たちが順番に試乗。4年生の本間匠君(10)は「すごい静かで、乗り心地が良かった。大人になったら乗ってみたい」と笑顔を見せた。
また、同車の走行用バッテリーから電気を取り出し、電磁調理器でクレープを焼く体験も。子どもたちはブルーベリージャムを付けておいしそうに頬張っていた。
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