新年度予算案 新幹線対策に重点 渡島・桧山、独自事業概要

update 2014/2/16 10:16


 道の2014年度予算案の発表を受け、渡島総合振興局と桧山振興局は、同年度独自事業の概要を発表した。渡島は6事業を計画し13年度当初よりも181万7000円(18%)増の1214万4000円。桧山は5事業で前年並みの703万1000円を計上した。

 渡島は北海道新幹線開業対策に重点配分。いずれも桧山振興局との共同事業で、開業を生かした地域づくりの推進に350万円、観光地域づくりの推進強化に325万円、道南ブランドの推進に220万円を計上。12年度に策定した「道南地域アクションプラン」に基づき二次交通の整備促進や道南全体の開業PR、青森県との連携強化も進める。

 道南スギのPR事業を新たに計画し、14年度は112万円を予算化。道央圏での需要拡大を目指し、道南スギを活用した住宅の見学会や品質向上に向けた研修会などを行う。

 農業分野では、3カ年計画の最終年度となる高齢化に対応した高収益新作物等普及促進モデル事業に79万円で、スマートアグリ研究会の設置や6次産業化の促進を図る。

提供 - 函館新聞社


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